時計止まりの原因、アリについて
最近、アリにより時計が止まるのが多発してます。
掛時計、置時計、目覚時計などには、掛ける部分の穴や時刻、目覚ましつまみの穴などの隙間があり、家庭で使用中にアリが侵入してしまう事があります。その際機械の中まで入り、時計の止まりの原因となる場合があります。
時計に侵入するアリはヒメアリと推定され、体長約1.5mm、幅約0.35mm、高さ約0.15mmときわめて小さく、0.3mm程度の隙間でも入ってしまうほどの大きさです。
加えて夜光性で普段目にすることが少ないため知らないうちにアリが入ってしまうようです。
アリはもともと狭いところに棲息しており、狭く暗く遮光された場所を好むという特徴を持っているため、時計は格好の場所として選択されてしまうと思われます。
アリが原因の止まり事例が発生した家の庭等にはヒメアリが群生している可能性があるので、アリが巣を作れないように注意する必要があると思います。
室内では時計の位置を変えてアリの道を避けることが効果的です。
アリが壁の中心付近を歩き回ることは稀で、柱沿いや部屋の隅の薄暗いところ、あるいは電気コードに沿って列を作りやすい性質があります。
時計の使用場所を変更する場合、壁ならば柱から離れたところに、また机上ならば電気コードから離れたところが良いと思います。
by shinozuka-tennis | 2010-07-31 16:20 | その他 | Comments(0)